芭蕉自筆書
「麦のほを」発句懐紙
【芭蕉自筆影印】
元禄七仲夏のころ 江戸を出侍し尓 人ゝ於くり介る尓申し侍し
麦の本越ち可らにつ可む和可礼哉
(
元禄七仲夏のころ 、江戸を出侍しに、人ゞおくりけるに申し侍し
麦のほをちからにつかむわかれ哉 )
([参考]帰郷後
麦の穂を便につかむ別かな 有磯海)
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