山里いや与乃可るゝとても町庵
鯛うる聲を酒乃詩丹賦
月盤築地乃古丹やとる
遁世乃与そ丹妻子を乃そき見て
ものゝ婦の落足つ可禮食飢て
首賣市乃世盤泪也
(山里いやよのがるゝとても町庵
鯛うる聲を酒の詩に賦
月は築地の古にやどる
遁世のよそに妻子をのぞき見て
ものゝふの落足つかれ食飢て
首賣市の世は泪也 )
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